9/24(金) 朝礼のことば

9月1日から本校で教育実習をされている赤川潤平先生の実習が今日で終わりとなります。赤川先生、お疲れさまでした。

あっという間の3週間でしたが、皆さんは赤川先生といろいろ話をすることができたでしょうか?今日1日は学校にいらっしゃいますので、ぜひ生徒の皆さんの方から話しかけてみてください。水曜日には赤川先生の保健の授業を見学しました。あまり緊張した様子もなく堂々と授業をされている姿はとても頼もしく見えました。私もおよそ15年前に教育実習で多くの先生に授業を見ていただきましたが、とても緊張したのを今でも覚えています。

さらに大きく違っていたことがもう1つありました。それは、「授業中に板書をしなかった、つまりホワイトボードに文字を全く書かなかった。」ということです。大事なことを教員がホワイトボードに板書し、生徒はそれを写す、授業といえばそれが当たり前の光景でしたが、赤川先生はパワーポイントを使いながら授業を展開しておられました。また調べ学習では、タブレットを使って必要な情報を収集していました。今でこそこのような授業スタイルが当たり前になりましたが、当時はこういった授業風景を想像すらしていませんでした。光塩では、私を含めほぼ全ての先生が何かしらのICT機器を使っての授業に切り替え、視覚的にも分かりやすい授業づくりに取り組んでいます。生徒のみなさんにも一台ずつタブレットが貸与されており、いろいろな場面で活用しているのを目にします。行事の振り返りやクラス動画づくり、プレゼンのためのスライドづくりなどでは特に大活躍していますね。

多くの機能を使いこなしているみなさんですが、タブレットに入っているすべてのアプリを自分で試しに使ってみたことはありますか?学習の助けになるものもあり、「Google Earth」は国の位置や有名な建造物の外観など、地理的なことを学べますし、「Classi」のWebドリルや学習動画機能は、自分に合った学習を進めることができます。興味をもって様々な機能を使ってみれば、必ず新たな発見があり、今後の学校生活にプラスになるでしょう。本校にはタブレット活用のルールがありますので、学校内では自由に使うことはできませんが、家に帰ってから携帯を使う毎日の1時間でも、30分でもタブレットのこういった機能を使う時間に変えてみませんか?「探求心」と「ICT機器を有効に活用できる力」で、視野を広げてほしいと願っています。