10/22(金) 朝礼のことば

2学期中間試験が終わりました。帰ってきた答案みなさんはどうしていますか。ロッカーやかばんの中にくしゃくしゃになって入っている人はいませんか。

整理整頓が苦手という人はたくさんいると思います。私も苦手です。今日は整理整頓について話をしようと思います。

整理整頓という言葉は整理と整頓をあわせた言葉です。「整理」と「整頓」は、どちらも乱れたものを整えるという意味がありますが、整理は、不要なものを取り除き、ものを減らすこと。整頓は、正しい位置にきちんと置くことです。つまり整理整頓とは、必要なものと不要なものに分け、いらないものは捨てて、必要なものを使いやすい場所に置くということです。

では、整理整頓をするメリットは何でしょうか。学習面で考えてみましょう。

1つ目は、時間を有効に使えるということです。勉強しようと思って必要なプリントやノートをいざ出そうと思ったら見つからないという経験をした人、いるのではないでしょうか。整理整頓できていれば自分でどこに何があるかわかっているので、必要なものがすぐに取り出せます。この探す時間を短縮することで、自分が本来やりたいこと、つまり学習の時間が増え、その分、余裕をもって取り組むことができます。

2つ目は、集中力が増すということです。机の上に不要なものがおいてあると、そちらに目が行ってどうしても気が散ってしまいます。勉強しているとき、ふとスマホや漫画が目に入り、その誘惑に負けた人もいると思います。もともと目につく場所に置いていなければそんなこともありません。

整理整頓ができている人が勉強もできると、そんな単純のことではありませんが、普段から整理整頓ができていると、集中して物事に取り組むことができ、精神的にも余裕がうまれます。余計なストレスを感じることもなく、気持ちよく自分がやるべきことに取り組むことができるのではないでしょうか。

 整理整頓が苦手な人は急にやろうと思っても難しいかもしれませんが、毎日少しずつでも身のまわりのものを整理整頓することを心掛け、毎日、みんなが気持ちよく過ごせるようにしていきましょう。