11/4(金) 朝礼のことば

11月1日に行われたサルーキのコンサートはどうでしたか?皆さんにとってはロックバンドのコンサートは初めてだった人が多いのではないかと思います。5年前は光塩の体育館でステージ前に集まり、皆で盛り上がりました。先生もステージ前でサルーキと一緒に盛り上がったことを懐かしく思います。

 さて、今月のテーマは希望です。私は希望という言葉を聞くと、反対の意味の「失望」や「絶望」を思い浮かべてしまいます。今年度も絶望感を何度か経験しました。そんな時、立ち直ってまた希望をもって頑張ろうと思えるようになるのは、周りにいる家族や同僚の先生方、そして生徒の皆さんの励ましがあるからです。開校記念ミサで外川神父様が「眼差しはみんなに降り注がれている、それが実感できる学校」と言われていました。また、サルーキのボーカルの千代さんは「今になって周りの支えでここまでこれたことに気づき感謝している」と言われていました。神からの眼差しに気づかれたのだと思いました。

 今、皆さんは希望をもって日々生活する中で、学習や進路、人間関係、部活動など生活の中で悩みや不安を抱えて過ごしている人も多いと思います。ですが皆さん一人ではありません。近くに家族や友人、先生そして神様が見守ってくださっています。

困った時には身近な信頼できる人に頼ることが解決の糸口になると思います。それが神の救いなのだと感じました。

 人は褒められたり励まされたりすれば喜び、怒られたり失敗すれば落ち込みます。その繰り返しの中で人は成長していきます。これからも今を大切にして周りの支えを実感しながら前向きに希望をもって生活していきましょう。