高2のうち、9名が沖縄へ修学旅行に行きました。
沖縄修学旅行の目的は平和学習です。「ひめゆりの塔」「ひめゆり平和祈念資料館」、「平和の礎」などに行きました。自分たちと同じ年頃の女生徒たちが、戦時中にいかに悲惨な日々を過ごし、どのようにして命を落としていったのかを動画や手記を通して学びました。滞在時間いっぱい展示物を熱心に見ていて、忘れられない時間になったと思います。
沖縄カトリック中学高等学校への訪問では、お互いの学校紹介やエイサー体験などで交流をしました。時間が経つにつれ、笑顔での会話が増えていきました。また、住宅や学校が近くにあることで「世界一危険な基地」と言われている、米軍の普天間飛行場を校舎屋上から見学しました。日常的に飛行しているオスプレイも近くを通り、ニュースで見る事故などの危険性も感じることができました。
民泊体験では、２家庭にお世話になりました。沖縄の郷土料理を一緒に作ったり、資料館へ見学に行ったり、三線体験やカルタなどをして楽しい時間を過ごしたようです。
そして「守礼の門」や「美ら海水族館」などで観光をし、買い物もたくさんしました。少人数なので、どこの場所でもゆっくりと見学でき、良い時間でした。
沖縄でしか体験できないもの、食べられないもの、そして、少人数だからこそできたことも多くあった修学旅行でした。この修学旅行が生徒たちの一生の思い出となり、これからの生活で活かされていくことを願っています。
