今月のテーマは「かかわり」です。そして、今月の目標は「様々な人と関わり、互いに影響を与え合いながら成長していこう」です。
4月のテーマは「出会い」でした。その言葉の説明で、「出会いとは出て行って会うこと」とお話がありました。私はそのお話を聞きながら、光塩の生徒は、光塩を受ける!と決めて行動を起こし、そしてここに来たのだなぁ。自分で出て行って決めて、今一緒に生活をしているのだなぁ。と思って聞いていました。
そして、今月のテーマは「かかわり」です。先週の生利先生のお話を覚えていますか?「百匹の羊のうち、一匹が迷ったなら、その一匹を探しに行く」聖書の中の「見失った羊のたとえ」です。
みなさんが授業で宗教を学ぶように、私たちにも研修があり、聖書について学ぶ機会がありました。その時、私もこのお話を聞きました。
さてみなさん、ここで質問です。羊飼いが百匹の羊を所有しています。その中の一匹が迷子になりました。もしもあなたがこの中にいたら、どれだと思いますか?①羊飼い②九十九匹の羊の中の一匹③迷子になった羊
この研修では、一匹の羊が迷子になったなら、その一匹を探しに行くのは当然で、そしてその一匹を見つけることができたなら、九十九匹の迷わずに残しておいた羊のことよりも、喜びが大きい。とのことでした。しかし、「えーーー?九十九匹と一匹を比較して、一匹のために九十九匹が犠牲になるなんて考えられないんじゃない?それよりも、一匹だけが犠牲になる方がいいんじゃないの?」と数、数量の多い方を優先して、それを大切だと考える。という人もいるかもしれません。しかし、イエスは、目につきにくい質量、弱さや小ささを大切にされ、見落としてしまいがちな、忘れられてしまいそうな人(ここで言うたった一匹の羊)を大切にされ、「最後まで面倒を見る」とおっしゃっています。
さてみなさん、この研修を受けた時、私は①~③のどの答えを言ったと思いますか?研修の中で様々な意見が出た後に、私は普段の生活の中で、自分のした行動や言葉、迷惑をかけたことを反省し、今度は仲間を信じて待てる人、そして、群れからはぐれた人を見つけ、励ますようなかかわりを持てる人になれたらいいなと思いました。
はじめに話した通り、今月の目標は「様々な人と関わり、互いに影響を与え合いながら成長していこう」です。もし自分が、羊飼いでも、九十九匹の羊でも、迷子になった羊でも、自分で出て行って会い、様々なことを経験し、考え、反省しながら成長できる、5月になることを期待しています。