9/6(金) 朝礼のことば

 みなさん、昨日は予行練習お疲れさまでした。体育祭の練習もいよいよ大詰めですね。そろそろ疲れも出てきて、体調も心配なところですが、本番までもう一息がんばりましょう。
 さて、みなさんは先週までの夏休みをどう過ごしていましたか。私は研修や光塩の同窓会などに参加して、自分が働くこの光塩について考える機会が何度かありました。私は光塩の卒業生ではありませんので、働きだした頃は戸惑うことが多かったです。私立であること、カトリック学校であることで、行事や雰囲気、規則などが独特だと感じていました。何もできず、本当によく注意を受けました。落ち込んだり、腹を立てたり、イライラしたり。毎日のように、この教員という仕事を選んだことに後悔をしていました。
 ただ、私が辞めずにこの学校で働き続けていられるのは、先輩先生たちからはたくさんの指導をいただきましたが、たくさんの大切なことも教えてもらい、大切に育ててもらったと思っているからです。音楽教員として、担任として、カトリック学校で働く1人として。もちろん今でも足りないことはありますが、人間ですから完璧である必要はないと思っています。毎日喜びや反省があって成長があります。でも、これは私だけではなく、他の先生たちも、生徒のみなさんも同じはずです。つらいことや悔しいことは多いです。でも、声をかけてくれる友だちや先輩、後輩、先生方がいつの間にか現れます。それが光塩の不思議なところです。必要な時に必要な人に会うのです。褒められることも、注意や指導を受けることも、大切に思われている、愛されているという、尊い時間なのです。
 今月のテーマは「協力」。改めて説明する必要のないこのテーマですが、私自身は、協力とは「惜しみなく自分の持っているものを相手に差し出すこと」だと思っています。愛情、力、時間、知識、募金や寄付などのお金、出し惜しみしたくなる時もありますが、相手を大切に思う気持ちを形にしていきましょう。
 この学校がどれだけの人に支えられ、愛されているのか。行事が盛りだくさんの2学期は卒業生や地域の方たちからの協力を実感することになると思います。あさっての体育祭、開校記念日ミサ、バザーなど。みなさんは愛されています。自信を持って進んでいきましょう!

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