全学年合同の理科授業で、萩ジオパーク推進協議会より白井さんを講師としてお招きし、出前授業をしていただきました。 今回のテーマは「防災～地学分野から知る・学ぶ～」です。はじめに「大地の活動」について特徴的な日本の各地の土地を紹介していただきました。 大地の活動によって得られる恵みは様々で、萩では漁業、農業そして伝統工芸品でもある萩焼も大地の活動によるものだと知り、驚く生徒がほとんどでした。 また、萩の古地図と現在の地図を見比べて分かったことは、当時の人々が災害が起こってもいいように工夫して暮らしているということでした。 萩は比較的大きな災害も少ないですが、「災害が起きないようにする、防ぐ」ではなく「災害起きてもいいように備える」暮らしが生きている地球で生活する私たちに必要なことだと気づかされた授業でした。 最後に、普段から地図を見るようにすることや、自然の中で過ごせるようになることも生きた防災だとアドバイスをいただきました。